自制心を持つという事

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昨今は、ワークライフバランスとか、パワハラとかモラハラとか何でもかんでもハラスメントをつけて、肝心なところの躾という教育がどんどんおざなりになっていっているように感じます。
育成する側の上司や先輩たちが不必要に遠慮しているように感じますね。

根底に愛をもって育むという事が一番大事で、そこから信頼関係が構築できていれば、気づきを与え直面させ、そこから発生する問題や障害を乗り越えるためには、言い回しはその人によって変えなければならないと思いますが、しっかりと核心をついたことは伝え、本人に考えさせなければ、本人は何も気付かないまま年だけ取って、使い物にならない大人になっていくのではないでしょうか。それこそ罪だと思います。

しっかりと躾をされて自制心を持つという事はリーダーとしては、とても重要なことだと思います。
周囲への配慮を学び、秩序を守る人間になることは、将来のリーダーとしてはとても大きな財産で、周囲への配慮が出来なければいくら能力が高くても単なるわがままだし、そういう人は感情的にもなるので冷静な判断もできないでしょう。
国や組織は、リーダーの配慮と秩序によって規律が高まり、皆が目的や目標に向かって進むものではないでしょうか。

その上で、ユーモアのセンスというか、場を温める雰囲気作りも大事になってくるわけです。
まあ、最近は受けと落ちばかり狙ってユーモアばかりに走りすぎているのも、昨今の芸人人気ゆえなのでしょうか。
これらを含めて「場理論」で言うところの場づくりという事でしょうかね。

時差通勤やリモートワークで、自制心が問われる最近のコロナ渦で感じた所感でした。