お互いがお互いを必要としていることを自覚する

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3度目の緊急事態宣言が出て、サービス業にとって稼ぎ時のゴールデンウィークが、散々なゴーストウィークとなってしまいました。全くいつまで続くのかという感じです。

しかし泣き言を言っても現実は変わらないので、我々は現実に直面しながら最善の方向を探って一歩一歩前進しなければなりません。こんな時こそ、共に前進する仲間を信じる力が大事ですね。

よくコンサルタントが組織化が大事だと言いますが、机上計算ではなく本物の組織化とは、お互いがお互いを必要としているという事を自覚している会社が組織化されている会社なんだという事を、我々経営者はもっと実感する必要があるのかも知れません。

情報の多寡によりこれだけ人々の考え方が多様化して、更には低レベルでの自由が闊歩して民主主義が制度疲労してきている昨今では、もはやルールや制度で組織を纏めることは難しくなってきているような気がします。
ある程度のルールや制度は必要でしょうけど、それよりも人としてのモラルや秩序が大事で、モラルや秩序が成り立っていれば規則はいらないですし、それこそ理想の組織となると思うのですがいかが思いますか?

西洋は民主主義の中で育ったので、まずは自己主張をすることが自己の存在を示すという考えですが、秩序とか団結を壊さないような伝え方ができないから対立を生んでしまうのではないでしょうか。
モラルをもって、団結を壊さない程度に主張をすることが、その組織にとって役に立つ発言となるのではないでしょうか。
このような状況下だからこそ、家庭でも会社でも団体でも、今こそお互いを必要としていることを自覚して一致団結した組織がより大事になってきている気がします。
皆さんは、いかが思いますか?