理性と感性

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理性は言葉を前提としたものだが、言葉は人間が作ったもの。だから精神的な細かなところまでは伝わらない不完全なもの。
目まぐるしく変化する時代において言葉ではなく、精神的なところまで感じる感性がないと、若者たちの心の叫びは感じられない。
体験して体感して、実感して気付く。その気づきこそが真実で、その真実を言葉に置き換える。でもなかなか伝えきれない。
だから理性は不完全だ。理性の限界がここにあるような気がする。
感性は、言葉には伝えきれない感じたものを、相手の気持ちに寄り添って感じる。これが通じ合うという事なのかもしれない。
そういうチームやファミリーの方が、なんか落ち着くしやる気が出るような気がする。

良い組織とは、常に問い続ける「揺らぎ型の組織」生きた組織は常に変化している組織。
これでいいと思った瞬間に、その組織は死んだ組織になってしまう。これがエントロピーの法則か。
今や、顧客満足の時代は過ぎ去って、価値提供の時代。
おもてなしの時代は終わって、価値の分かる顧客と深く付き合う時代。
時代はいつも変化しますなあ。
こんな便利なものが出来て有り難い思ったのが、わずか60年くらいで環境破壊とか言われて、人間性を破壊するとまで言われ始めた。
もっと共生できないものなのか。SNSだってこんなに便利なものはないのに、悪用されてしまう。
単に頭のいい人はたくさんいるだろうから、要は使う人間を教育しなければならないのでしょう。
感性を磨く人間性教育を小さい時から行うべきなんだろうなあ。それに対して自分は何をできるだろうか。問い続けよう。