パラリンピックが素晴らしいですね。
オリンピックのように優れた運動神経の持ち主がさらに磨きをかけて限界ぎりぎりのパフォーマンスを見せてくれるのは、それはそれで人間の能力の到達点を見せてくれる素晴らしい感動ですが、
パラリンピックは予期せぬ事態を招いたにも関わらず、その困難を乗り越えて見せてくれているパフォーマンスは、感動というより何事も乗り越えられるという励ましですね。
当社の根本理念である、自立した人間を育むという、自立という意味は、金銭的な自立という事ではなくて、自分自身の価値を自覚して、その価値を社会のためにどう役立てるかという事です。
その為には、自分におきた困難や障害をどう乗り越えるかという事が大事で、その困難や障害を乗り越えることができたなら、自己肯定感が高まり、自信がついてきて、自立心が湧いてそんなに道を外れることはないでしょう。
経営者や経営幹部は、自立できる人間を育成するスキルを磨くことが大事ですね。
日本は、そんなに困難や障害を乗り越えなくても生きてはいける恵まれた国です。
しかし、乗り越えない人たちが結局、非正規社員となって、他人や社会を妬んで変な犯罪を起こす社会となってきています。
恵まれた国に生まれた我々がなすべきことは何でしょうか?
今一度、議論すべき時が来ているように感じています。