大変と感じたことは必ずできる思考

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今の日本は豊かさから来る心の貧困が問題だそうです。

30年以上前は不便なことが多かったですが、こうなりたいとか、こういう事をしたいとかといった目的やビジョンが社会全体にありました。30年位前からデフレ状態になりました。
それでも企業が頑張って便利な世の中になりました。
でも、物価が下がっているので、なかなか給料が上がらないとか、残業しないと稼げないといった状態が慢性化していました。
そうして、30年前と後とでは外部環境が大きく変わったのに、何も学ばなかった人たちは段々と取り残されていったのでしょう。

これからも外部環境が好転することは当分ないと思われます。

今こそ、自分の強みを発見して能力として身に付くまで努力するしかないと思います。
それは何もスポーツ選手のような特別なことではなくて、人より継続力があるかもしれないとか、とっても思いやりがあるとか、場を和ませて輪を作るのが好きとか、とっても体力があるとか、といった、普段あまり気に留めないようなことに気付いて、それを能力として役立つまで強化することだと思います。

私は、いつも大変だなあと感じたことは、必ずできるから大変と感じるんだなあと思うようにしています。

絶対無理なことは、現れても自分ごととして感じないからです。

そして、それは「何のためにやるのか」「誰のためにやるのか」を考え、「できるできない」という思考ではなく、「やるかやらないか」という思考をします。
大変だなと感じるなことなので、できるできないの思考だとできないことのほうがほとんどだからです。
そして、やらないという選択も大事にします。
そして、やると決めたら、周囲の皆さんの知恵を借りながら、できる方法を徹底的に考えます。そうやって乗り越えながら、失敗もたくさんしましたが、とても大事な経験やご縁を頂きました。

乗り越えるというより、いかにワクワクして乗り越えるというBEYOND的思考が大事な世の中なのかもしれませんね。