継続して学ぶ習慣が大事だなあ!

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キムタクと綾瀬はるか主演のレジェンド&バタフライを観てきました。
織田信長とその妻濃姫の物語ですが、濃姫は別名帰蝶とも呼ばれていたので、バタフライというタイトルになったのでしょう。
歴史的書物から考えると、女性のことはほぼ出てこなくて、主に出てくるのは、北条政子と篤姫くらいでしょうかね。
濃姫のことは殆ど書かれていないので、今回の脚本は、桶狭間の戦いは濃姫の案だったとか、実はお互いとても惹かれ合っていたとか、とても面白い着想で楽しめました。

この様に我々は、歴史上の人物のことを良く学びますが事実はどうなのでしょうか?

そこで、皆さんがお好きな坂本龍馬は、果たしてどのような人物だったのでしょうか?
司馬遼太郎の小説だと、やんちゃで暴れん坊、10歳ころまでおねしょしてたとか、でくの坊だったとか、それが突然開花した。
なんてイメージで書かれていますが、果たして本当にそうでしょうか?

龍馬は土佐を脱藩した後、佐久間象山塾で塾頭を任されていました。
黒船が来航したとき、これはまずいとすぐさま危機を察知し、薩長同盟をまとめたりと様々な行動を起こしました。
何故でしょう?
実は、彼はとてつもない努力をして知識を磨き、塾頭になるほど学び、砲術も学んでいたのです。
だから、黒船が下田に来航した時、砲台を見て、瞬時に江戸城まで届くものだとわかったのです。
そこまで世界の技術力は進んでいるのか、これは戦うよりいかに日本にとって有利に和議を結ぶかという行動に出たのです。

知識は努力なくして身には付きません。

人の役に立とうと心から思うのなら、努力する習慣、継続して学ぶ習慣を身に付けることが大事だなと思いながら映画の余韻に浸りました。
それにしても凛々しい綾瀬はるかが良かったなあ。