限界ギリギリは素晴らしい!

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東京オリンピックが閉会しました。

開催の是非は、今後の世界の評価と歴史が証明するとして、まずは無事終了したことに拍手を送りたいと思います。
政治的・経済的・理念的な側面からこれほど賛否両論あったオリンピックは初めてかもしれませんね。

いい悪いは別にして、SNSの情報で、皆がそれぞれのリソースから情報を得て独自の視点から物申せる時代になりました。
大事なことは、言いっぱなしで終わるのではなく、色々出た問題を課題に変えて、変革して前進していくことが重要かと思います。

アスリートからすれば、4年に一度のパフォーマンスの場ですから、開催されたことはとても良かったと思います。
スポーツや芸能はどこにも表現する場がなければ、ただの趣味程度にしか見られませんので、これほど精神的にも肉体的にも追い込んでいる人たちの、人間としての限界ギリギリレベルの凄いパフォーマンスは、やはり然るべき場を用意して、出来るだけ多くの皆さんに見ていただいて何かを感じてもらうことがアスリートとしての最大の喜びだと思います。

色々物議は醸しだしましたが、元アスリートの立場から言えば開催は喜ばしいものであったと感じています。(どこが元アスリートやねん!)

これからパラリンピックもありますが、しばし明日から現実と直面しながら、コロナに負けず、今何ができるか最善のことを考えて、社会経済を回していきましょう。

アスリートの皆さん、運営スタッフの皆さん、ボランティアの皆さん、ありがとうございました。