企業の大事は存在し続けること

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咲いた花はいずれ枯れて散ってゆく。
エントロピー増大の法則は、完成した途端、頂点に立った途端に衰退が始まる。これが自然の原理なのですね。

でも企業にとって一番大事な事は存在し続けることです。
企業にはこれで完成だ!とかこれで頂点だ!などという事はなくて、常に、未来に向かって変化し続けることが大事で、それには変化に対して乗り越える力を付けなければなりません。
古い細胞を自ら壊し、新たな細胞を生み出し続けること。
そして、今こそ新たな細胞を持った組織を作り出す時かと思います。

そして何より大事なのは、変わり続けるためには、変わってはいけない軸を持つこと。
社会から認められる存在意義を持ち、社会が認めてくれる存在価値を持つこと。
その為には、現場社員さんの人間性を高めなければならない。
その人間性を高める意味と価値を伝えられるかが、経営者経営幹部の大きな役割と使命かと思います。

特に若い人たちには、未来が見えない今の時代に未来を見せてあげることが大事です。
それは決して物的なことではなく、今の仕事がいかに社会的意義があり価値があることか、仕事を通して気付くまで伝えることが大事なのではないでしょうか。
日本人は仕事を通して、困ったときには助け合える良い人間関係を作り、自分たちで考え体験して、より良い人生を歩むライフスタイルを築くほうが幸せなのではないでしょうか。と思いますが、皆さんはいかがでしょうか。