こんにちは!
ビルメンテナンス事業部の白石です。
アークの強みの1つである、壁紙を張り替えずに洗浄する『クロス再生洗浄』ですが、場合によっては施工をご提案できないケースがあります。
今日はそんなクロス再生洗浄でも手に負えないケースについてお話していきます。
※クロス再生洗浄をもう少し詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください※
壁紙が洗える?~クロス・壁紙洗浄Q&A~
その1)張ってから10年以上経過しているクロス(壁紙)の場合
そもそも、クロスの寿命は10年と言われている為、10年経っている時点で張替時と言えます。
また10年以上経過したクロスは汚れが取りにくく、洗浄しても汚れが落ちるところと落ちないところでムラになりやすいこともあり、仕上がりの面でも洗浄ではなく張替をおすすめしています。
さらに、硬化が進みすぎて固く縮んでしまったクロスは、非常に剥がしにくくなってしまいます。
洗浄で一時的にその場を乗り切っても、何年か後にいざ張替をしようとなった際、「剥がし代」が余計にかかってしまうことがあります。
そういった点でもクロスの寿命が来た段階で張替をして、定期的にクロスを新しくしておいたほうがお部屋の品質維持や長期的な運営を考えたときには良いかもしれません。
その2)汚れや破損が大きい・広範囲にわたるクロス(壁紙)の場合
クロスの汚れや破損が大きい・濃い・広いと補修の痕跡が目立ちすぎてしまい、仕上がり面が悪くなってしまいます。
また、施工時間もその分かかってしまうこともあり、低コストが売りのクロス再生洗浄でもコストがかかってしまうことがあります。
仕上がり面・コスト面の両方を考えて、場合によっては張替をご提案させていただいています。
その3)汚れや破損のあるデザインクロス・アクセントクロス(壁紙)の場合
汚れに関しては落とせる部分もありますが、クロスの補修に使っている補修材の色が白・アイボリーの為、それ以外の色が使われているデザインクロスやアクセントクロスに破損があると補修対応ができない為、張替をご提案しています。
また、デザインクロスやアクセントクロスは高級感の演出の為に使われることが多く、お部屋の印象付けのためにも新品に張替することをご提案しています。
いかがでしたでしょうか?
とはいえ、最近張り替えたばっかりなのにちょっとだけ汚れたり破損してしまったクロス(壁紙)には良さを発揮できる技術です!
これだけでも張り替えないといけないの? と思うようなものがあれば是非アークビルサービスにお気軽にお問い合わせください。