社会の問題を自社の成長のチャンスに!

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コロナ渦もほぼ終息し、今年のお花見は各地で賑わいを見せていました。ようやく平穏な日常が返ってきました。
2020年1月から始まったパンデミックは新しい価値へ踏み出す出来事だったと後の歴史で語り継がれることになるのかもしれませんね。
そんな爪痕として、世間では最低賃金のアップが続き、それにより人が流動し、各業界で人手不足が喧伝され、デフレ脱却に向けて政府が遮二無二手を打っていく様子が伺えます。その政策が正解かどうかは歴史が証明するとして、我々商業人は現実を直視し、現実の風を読み、上手く波に乗って前へ進んでいかなくては会社を従業員さんたちの人生を守り抜くことはできません。
しっかりと真実の情報を手にして、社会の問題を自社のチャンスに変えて乗り切っていきましょう。

今の時代は情報に溢れています。それは誘惑も溢れているという事です。
遊びもそうですし、転職もそうです。遊びに関して言えば、時間を有効に使うという事を教えていく必要があります。遊びも人間性の醸成に必要なことですが、人生には時間という制約があります。あっという間に20代は過ぎ去ります。
若い内に、しっかりと学ぶ時間と遊ぶ時間のバランスを取れる習慣を身に付けることです。
転職についても今は色々な情報が溢れていますが、自分自身の人間力とマネージメントできる仕事のスキルを磨きもしないで転職しても、人手不足の時代に都合よく使われるだけです。いわゆる派遣社員のように変動費扱いされるだけです。
他社にとっても十分に戦力として存在できるだけの人材になってから転職を考えたほうがいいでしょう。
若手社員さんが、少子化する日本社会において、惑うことなく自分自身の仕事観の軸を持ち、社会の誘惑に惑わされることのない人生の軸を持つべく人材育成の仕組みを、より強化していきましょう。