外部環境が悪い時こそチャンスの時と捉える

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20日に久々に大方の社員さんが集まり、経営方針発表が行われました。
体制が変わり素晴らしい方針発表でした。
社会環境は悪くなっていく予想は立てられても、良くなる要素は何一つありません。
銀行の再編により中小零細企業の倒産は増え、消費者心理は冷え、消費は増えるけど物価は上がるという、経済にとって最悪の「スタグフレーション」現象が起きつつあります。
資本主義にとって最悪のシナリオです。

そうは言っても日本が消えてなくなるわけではありませんので、今こそ真のチームワークを発揮して、外部環境は悪いという事を社内全体で一致共有して、戦略を練らなければなりません。

わが社は、社会のインフラ業として社会の困りごとを捻出して、それをチャンクダウンして具体的にしていって、自社の強みでそれを解決することが出来るかどうか、そしてそれが損益ベースに乗る商品やサービスとなるかどうか、議論に議論を重ねる機会が必要です。

忙しいと言っている間は、その仕事をやっているほうが経験があって楽なだけで、新しい仕事を考えるのは面倒くさいという潜在意識が働きます。仕事を抱え込む人ほどもはや時代遅れなのでしょう。

外部環境が悪い時ほど、知恵を出して次のビジネスモデルを作るチャンスと捉えて、社内や社外の人たちと喧々諤々議論して形にする人が本当の経営幹部と言えるのではないでしょうかね。