うちの弁護士先生は、弁護士なりたての頃、国選弁護を多くやってたそうです。
国選弁護は大体泥棒や反社会の世界の人たちの弁護人を務めることが多いそうです。
その人たちの共通点は、悪いことをやったという意識ではなくて、今回はへまをやったなあ。
次こそは捕まらないように上手くやるぞ! という意識の人が多いそうです。
ですから、再犯率はとても高いそうです。
今回の冬季オリンピックはロシアのドーピング問題で揺れてますが、あの国は反省などかけらもなく、次はもっと上手くやるぞ!
と思っているに違いないだろうと、先生の話を思い出しました。
やはり、国や組織の価値観や風土は、ゼロベースから変革し醸成していかないと変わらないのでしょうね。
家庭教育や学校教育そして会社での社員教育は、とてつもなく大事だという事を今回のドーピング問題から認識しなければならないですね。
人材の価値観教育は、数々の犯罪として表面化してきていて、今や国家を揺るがす大きな課題となっていますね。
1人の力が10人の力に、そして100人1000人1万人100万人と広がっていくことを願って、社内においてはコツコツと地道に人材教育を継続していかなければならないなと感じた出来事でした。