良き時代になる予感

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コロナ渦からなんと1年が過ぎようとしてますね。1年もたつと、人の行動様式も変わってきています。
時間が大きく短縮され、もはや利便性や生産性を考えない企業は生き残っていけなくなるような不安を覚えます。
今日も、定型的な事務作業はロボットという名のコンピューターに教えれば、真夜中にでも仕事をしてくれるというシステムの紹介がありました。こうなると事務パートという仕事もなくなるのでしょうか。

私が創業したときは、給与支給がまだ現金払いの時で、給料日のみ経理が大忙しという時代でした。
あれだけの事務の人件費があっても会社が回っていたという事は幸せだったのか、怠慢だったのか(笑)

デジタルでできることは極力デジタル化して、人間のみができるホスピタリティや動機付けや場づくりをして円滑なコミュニティの場を提供することや、知恵を出し合って新しいアイデアを想像するとか。本来人類が得意とする能力を発揮する時が来たのではないでしょうか。
ただ力が強いだけとか、押し出しが強いだけとか声が大きいだけとかいう人が幅を利かせていた時代を知る私としては、色々なタイプの人々をすり合わせるスキルを持った人が、フォロワーシップを発揮してリーダーシップを発揮できる良き時代になるのだろうと感じています。
一部に問題行動を起こす人も多々いますが、昔と比べれば数からいえば比ではないですし、
今の若者たちには、そんなサーバント的リーダーシップの可能性を感じさせる知性と品格を感じますね。
もっと長生きしてそう遠くない、良い未来を見てみたいと思いました。