経済は誰のためにあるのか

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先だって、アメリカの大統領選挙が終わりました。あの国では暮らしたくないし、日本で生まれ育ってよかったなあと思いました。

経済は人間が人間らしくあるためにあるものだし、経済活動をすることによって、人間的成長をしなければならないものだと思います。しかし今は、人間が経済の奴隷になってしまっているように思います。

今の経済活動は金融に重きを置いているが、原点は労働を原点として出発しているものだと、「西国立志編」という明治の大ベストセラーには書かれていますし、大いに同感します。

労働とは、人に喜んでもらえるような仕事の仕方をできる能力と人間性を作ることが、根本の価値だし、そのような能力と人間性が身に付けば本物の人間になり人格がついてくるのではないでしょうか。

そうすれば、お金は後からついてくるし、お金が入ってこないのは、その能力が身に付いていないからだと、自分自身に直面することが大事なんだと思います。

知識だけでは人格はできない。労働をすることで、経済活動をすることで、人間の人格ができていく。本当の経済活動は、人間の格を作ることだ。と私は思います。

やはり、日本的経営に注力することが、よい日本にすることだと思いますが、皆さんはいかがでしょうか?