本物の交渉事とは?

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トランプ大統領とゼレンスキー大統領のやり取りを見てると、ゼレンスキー氏は政治家というより革命家という感じですね。政治や会社の経営は、事前にネゴシエーションをして、政治ならば何としても戦争を起こさせないように、経営ならば立場が弱ければ何とか有利なようにネゴシエーションを粘り強くやって妥協点を見出して、自国や自社の利益を守ることに全精力を傾けて、上手くいったならば何事もなかったように振る舞い、何かありそうならば命を懸けてでも止めて見せるという想いを持って交渉しないと本物の政治家、本物の経営者とは言えないのではないでしょうか。
自分の想いだけを語るのは格好はいいのでしょうが、弱者の立場の政治家としてはいささか未熟だと感じました。
もちろん先に殴ってきたプーチンに問題はあるのですがね。
当社も下請けの仕事も数多くあるので理不尽なことも多々ありますが、怒らず冷静に社員さんの顔を思い浮かべながらひたすら辛抱して交渉をするよう心がけております。
かっこよく自説を謳ってこれが正論だと言いたいときもありますが、グッと辛抱です。相手方もそれぞれの理由があるのですから、どこら辺を落としどころにするのかが、交渉事を任されているトップの大きな役割だと思うのですがねえ。皆さんはいかがですか?