こんにちは。
株式会社アークビルサービスの白石です。
今回は、私が会社の5S活動をやっていく中で、仕事や生活で意識するようになった
『どういう工程でそれをおこなっているか洗い出す』『減らせる工程がないか考える』
についてお話しようと思います。
私は5S活動をやっていく中で、物を整理するだけでなく、「効率を考える」という思考が前より身につきました。
5S活動に取り組む前は、「5S=片付け」と思っていたのですが、
今は「5S=効率化」というイメージを持っています。
「前よりも短時間でできるようになる」ことが多くあったからです。
「前よりも短時間でできるようになる」ために、
1) 今、どういう工程でそれをおこなっているのかを洗い出す
2) 減らせる工程がないか考える
上記の2点を考える習慣ができました。
実際に自分の生活の中で考えて実行したことの1つがこちらです。
↓↓
● 食器用洗剤をポンプ式に変更
まずは洗剤をスポンジに出すまでの工程を見比べてみましょう。
【旧型の食器用洗剤を使うまでの工程】
1.右手で洗剤容器を手に取る
2.右手に洗剤容器を持ったまま、左手で上の突起部分を引き上げる
3.容器を逆さにする
4.スポンジを左手でもつ
5.容器を少し押してスポンジの上に洗剤を出す
【ポンプ式の食器用洗剤を使うまでの工程】
1.スポンジを右手でもつ
2.ポンプの下にスポンジをもっていく
3.左手でポンプを押して洗剤を出す
いかがでしょうか?
すごく小さなことですが、ポンプ式容器だと2工程減らせるんです。
上の突起部分の部品を引き上げなくてよくなるし、その部分に洗剤が残って固まって洗剤を出しづらくなるという小さなストレスもなくなりました。
小さな時短ですが、以前よりやりやすくなっているし、ストレスも減るというこのお得感!
前は考えもしなかったのですが、このようにそれをおこなっている工程を洗い出して考えていくと、効率化のヒントがあったりします。
それは仕事の中でも、生活の中でもいえると思います。
効率的に何かができるようになると、「自分やるじゃん!」という前向きな気分にもなったり、空いた時間で別のことができるようになったり、良いことがたくさんあります。
会社などで5Sに取り組まれている方はぜひ前向きに学んでみてください。
皆さんの仕事・生活両方が今より良くなるかもしれません