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ビルメンテナンス清掃

ビルメンテナンス業界のDX化の動き

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こんにちは!
ビルメンテナンス事業部の白石です。
今回はビルメンテナンス業界のDX化の動きについて紹介していきます。

DX(デジタルトランスフォーメーション)化とは?
DXは、デジタルテクノロジーを駆使して、経営やビジネスプロセスを再構築することだそうです。
近年、経営を取り巻く環境が急激に変化していて、そこを生き残るためには、デジタルテクノロジーを駆使して、経営の仕組みやビジネスプロセスを作り替える必要がある、と言われています。
デジタルトランスフォーメーション(DX)とは技術うんぬんという話ではなく、デジタルテクノロジーを駆使して、既存の企業の在り方や働く人たちを変化させることだそうです。
「IT化」はデジタルを活用した効率UPのイメージですが、DX化は「デジタルを活用することで、ビジネスや私生活を取り巻く環境がより豊かになること」と定義づけられているようです。

ビルメンテナンス清掃分野でのDX化の動き
今回はDX化の動きの一例として、テラモトさんの「テラスプレイス」をご紹介します。
テラモトさんが提供しているトイレのセンサー管理システム「テラスプレイス」は、トイレの利用状況を可視化したり、データ収集・分析ができるデジタルツールになっています。
トイレにセンサーを設置して、パソコンやタブレットとつなぐことで、「今このトイレは使用中」「どの階のどのトイレの使用回数が多い」など、リアルタイムにわかるものになっているようです。

今までは、清掃・点検作業は「すべての箇所を確認して清潔に使える状態を保つ」ということが常識でしたが、こういったデジタルテクノロジーが導入されることによって、「特に汚れた箇所や備品の少なくなった箇所を確認する」というあり方に変わるかもしれませんね。
そうすれば、汚れやトイレットペーパーなど備品の不足に迅速に対応できるだけでなく、人員配置の効率化にもつながって、より汚れる場所には人を多く配置したり、少ない人員でも工夫してキレイを保つことができるようになると感じました。

テラモトさんのこちらの記事に「テラスプレイス」の詳細があります。
ご興味のある方は是非ご確認ください!

ビルメンテナンス業界のDX化の動きを体感しよう!
毎年10月・11月あたりで、清掃業界の最先端技術が結集するビルメンヒューマン&クリーンEXPOというイベントが開催されています。
最新の技術や清掃グッズに触れられますし、サンプル品をもらえるブースもあります。
清掃ロボットや、今回ご紹介したトイレの使用頻度が確認できるシステムなど、様々な最新技術が出展されており、ビルメンテナンス業界のDX化の動きが体感できるイベントになっています。

ちなみに2021年はこんな感じだったようです。

2022年は10月26日(水)~28日(金)東京ビックサイトで開催予定だそうなので、ご興味のある方は覗いてみると視野が広がるかもしれません。

いかがでしたでしょうか?
人手不足や作業従事者の高齢化など、日本のビルメンテナンス業界の課題解決の為にも、こういった進化が必要になってきているように思います。
すぐに取り入れられるもの、時間をかけて取り入れる必要があるもの、様々あると思いますが、ぜひビルメン専門誌やクリーンEXPOでアンテナを張って情報を集めておくと、今後に役立つヒントがあるかもしれません。

最後までブログを見て下さってありがとうございました。