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ビルメンテナンス清掃

清掃の資格と適正価格
~清掃に関わる国家資格と適正価格の関連ってあるの?~

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皆さんこんにちは。
今日は清掃にかかわる国家資格と適正価格に関しましてお送りいたします。
資格試験
清掃にも実は、国家資格がございます。
一番代表的なのが「ビルクリーニング技能士」です。

ペーパーテストと実技テストがあり、受験資格も実務経験が必要で、1級を受けるのに最低でも5年の実務経験が必須となります。※以前は単一等級でしたが、平成28年4月より等級制となりました。
そのため、ビルクリーニング技能士の資格を持っている作業員のいる会社は、技術的に大変信頼できるといえます。

では、資格を持っている人間がいる会社とない会社、何がちがってくるのでしょうか?

■ 価 格
価格は変わりないことがほとんどです。
資格があるからといって価格を割高にする会社さんはいないと思いますが、資格を持っているからこそ幅広い清掃方法の知識・経験から、新しい技術を取り入れている会社さんも多くいます。その場合、通常の洗浄に比べて価格が高い場合があるかもしれません。

■ 清掃方法・品質
清掃方法に関しては資格の有無だけでなく、会社さんによって経験則が違う為様々です。これは、清掃業界ならではの考えですが「綺麗にする」ことができれば、道具、洗剤は絶対にこれでなければならない。という決まりはありません。
ですが、汚れに合わせた洗剤の液性(酸性・中性・アルカリ性等)の選び方はルールがあるため、汚れと洗剤の液性に関する知識の違いが、仕上がりの違いになってくる場合もあります。ですので、ここは資格を持った方を有する会社さんが信頼できるといえるでしょう。
清掃業者
結果的に、清掃資格の有無は
価格に大きな違いはないが、清掃方法・品質に違いが出てくる。と言えます。

大きな違いは「信頼度」です。
資格がないからといって経験も知識もないとは一概に言えません。ですが、いくら知識・経験があっても、依頼する前に確認することはできません。
一方、資格を持ってる方は、その資格一つで事前に知識と経験があることを確認できます。その差です。その差が「信頼」につながっています。

資格の有無で信頼度が図れる。
一見小さなことかもしれませんが、清掃業界は特に品質の差がわかりにくい業界です。結果的に綺麗に見えれば大丈夫という世界です。つまり、過程が見えない業界です。
一見綺麗に見えても傷をつけるような清掃方法をしてしまっては建材の寿命を縮めます。綺麗に見えても誤った洗剤を使用していたら変色してくることもあります。最終的に綺麗に見えればいいので、汚れた雑巾でいろんなところを拭いているかもしれません。
そう考えると、事前に目に見える「信頼」があるのとないのとでは、見え方が変わってきませんか?いかがでしょうか?

もし、どの清掃会社に依頼するかお悩みでしたら、
ビルクリーニング技能士の資格を持っているかどうか確認してみるのも手かもしれません。
是非ご参考にしてみてください。