戦後日本は、人口約8000万人から増え続け2013年に12800万人まで達しました。
2025年には11600万人位に減るそうです。
戦後は人口増加と高度成長の波に乗り、大量生産大量消費の流れの中で会社組織は大きくなっていきました。
働く人も増える、消費する人も増える中での商売は、楽しそうというか楽そうでいいなあと感じることも多々ありました。
私が創業したのは1986年でバブル経済が始まったばかりで、人は集まらないけど仕事はある。という時代でした。
ですから人集めは苦労しましたが、仕事は結構いただけたので創業のわりに楽勝でしたね。
仕事があるという事は有り難いなあといつも思っていました。
その後バブルが弾けて日本経済は長いトンネルに入っていくのですが、まったく時給が上がらない。
その代わり商品サービスの単価も上げられない。
不思議な感覚の経済でしたね。ですので、結構生き残っていくには戦略というか知恵が必要でした。ですのでいろいろ学びました。
この学びの師や経営の仲間の方々が有難かったですね。
これからはどうでしょうか?
2055年には、人口約8700万人、そのうち65歳以上の人口が3500万人。約4割が65歳以上。
いやはやもはや若いというだけで付加価値が高い人材という理屈になりますね。
これからの縮小経済の時代は、テクノロジーを最大限駆使して、そして、心が通い合う一蓮托生の社員さんとの少数精鋭の一致団結した会社のみが生き残る時代になるのではないでしょう。
いまだに会社や上司の悪口を言って憂さを晴らしている人を時折見かけますが、そんな社員のいる会社は淘汰されていくのでしょう。
これからの経営のキーは、人材確保とその人材の強みを生かした能力開発力でしょうね。
昭和の経営は終了しました。
令和の経営はどんな会社がいい会社なのでしょう?