皆さんこんにちは！
ビルメンテナンス事業部の白石です。
今回は「離職率の低い清掃会社」というテーマでお話していこうと思います。
どうすれば離職率が低く、従業員が定着してくれるのか頭を抱える人事の方は多いのではないでしょうか？
離職率を低くするというのは、人が動いてサービスを提供する業種にとって、永遠の課題です。
アークビルサービスでもこの課題には長年取り組んでいます。
それは社長の苦い経験からでした。
今から１０年以上も前、あるオフィスビルの清掃で働いていたパートさんが３名同時に今日で辞めると言ってきたそうです。
社長がその３名に辞める理由をきいてみると、
「いつもは現場にもこないのに、クレームがあったときだけ電話してきて！」とパートさんは不満を口にしました。
その時、社長は「パートさんとのコミュニケーション不足が離職につながる要因の一つなんだ」と気づきました。
その後、そのパートさん達へ謝罪し、月末までは何とか続けてもらい、３名とも辞めていったそうです。
その体験から、パートさんとのコミュニケーションを増やす取り組みとして、
・全パートさんへ誕生日プレゼントをお祝いメッセージを添えて贈る
・２年に１度の慰労会開催
という取り組みがスタートしました。
ちょっとしたことかもしれませんが、パートさんとコミュニケーションをとって、ありがとうの気持ちを伝える場ができ、パートさんとの関係性は以前と比べて良くなりました。
今ではプレゼントが届くとお礼のお電話が会社かかってきて、世間話をしたりするきっかけにもなっています。
慰労会も今はコロナで延期になっていますが、開催したときは、その場でお友達ができたり、同じ清掃の仕事をする仲間で共通の話題で盛り上がったり、普段お会いして伝えきれていない感謝の気持ちを伝えたりと、我々にとっても大切な時間になっています。
いかがでしたでしょうか？
現場を定期的に訪問できるのが一番なのですが、人手不足で回り切れなかったり、コロナの状況で会えなくなってしまったり、困難なこともあるかもしれません。
そんな中でも工夫してちょっとしたコミュニケーション・ありがとうを伝える場があると、今よりも良い関係性が築けると私たちは感じています。
このブログが離職率を低くする何かのヒントになれば幸いです。
最後までブログを見て下さってありがとうございました。