【ご参照動画】「水回りのカビには泡ハイター!」
皆さんこんにちは!
ハイターはキッチンの漂白剤!というイメージが強いかもしれませんが、動画の様に、実はカビ汚れのお掃除で大活躍するのです。
というわけで今回は、ハイターについて詳しくご紹介しようと思います。
● 泡ハイターの成分って?
では、泡ハイターの成分表を見てみましょう。
1)「次亜塩素酸ナトリウム」:漂白成分です。漂白だけでなく、殺菌、脱臭作用もあります。
皮脂汚れ、たんぱく汚れなどの有機物を「酸化」し「分解」する効果を持っています。カビ汚れが落ちるのも、カビの細胞とカビが作る色素を酸化・分解する効果で落しています。
2)「界面活性剤」:洗浄成分です。水に溶けにくい成分を乳化させ汚れを落とします。よく石鹸や食器洗い洗剤等、洗剤と呼ばれるものには基本的に含まれている成分です。
3)「水酸化ナトリウム」:アルカリ剤です。別名苛性ソーダとも呼ばれています。次亜塩素酸ナトリウムはそのままですと濃度が低下してしまう為、この水酸化ナトリウムを安定剤として加えています。
● ハイターってぬるぬるしますよね…あれはなぜ?
ハイターを触った手がぬるぬるするのは、手の表面の皮脂やたんぱく質が溶けている為です。
指が溶けているわけではないのですが、手荒れの原因につながるので、すぐに水で洗い流しましょう。
水で洗ってもなかなか落ちない場合は、水100ccに対し小さじ1の酢を入れた酢水に浸かすと良いそうです。
● そうえば…ハイターとキッチンハイターって何が違うの?
ハイターには「ハイター」と「キッチンハイター」の2種類がありますが、違いは「界面活性剤」の有無です。
キッチンハイターには界面活性剤が含まれている為、洗浄効果があります。
その他の成分は同じの為、主に衣類用とされているハイターの代わりにキッチンハイターを使用しても問題はありません。
むしろ洗浄成分が含まれているキッチンハイターの方が表面の汚れを分解しつつ漂白してくれるので、漂白成分が浸透しやすくお勧めです。
もちろん、衣類用ハイターは現在様々な種類が出ているため、成分をご確認の上ご判断していただければと思います。
いかがでしたでしょうか?
漂白だけではなく、除菌にも清掃にも役に立つ!ハイター(次亜塩素酸ナトリウム剤)、皆さんのキッチンにもぜひ、常備してみてはいかがでしょうか。