外部環境に影響されるけど影響されてはならない。
2020年から始まった新型コロナ渦で経済は大打撃を受けました。
そして、あろうことかロシアがウクライナへ侵攻して戦争を始めました。
これも又、長期間にわたって、経済に大きな打撃を与えるでしょう。
かつて、1985年のプラザ合意により急激な円高となり、日本は内需を高める方向へ舵取りをしました。
その結果バブル経済が起き、6年～8年くらいでバブル経済がはじけて、その後日本は長いトンネルに突入しました。大変な外部環境が襲ってきた訳です。
この頃に社会に出た方は、就職難で大変苦労をされて、社会なんか信用できないという考えが増えて、個人能力を高めて生き抜く決心をした人と、引きこもって人生をあきらめた人とに分かれたように思います。
オウム真理教が世間を賑わせて、こんな高学歴の人たちがどうして惑わされたのかと社会問題になりましたが、その真相を知らない人も増えてきました。
歴史は繰り返されます。今後の日本を考えると、あの時と同じ轍を踏んではならないと思います。
社会全体でこれから世に出る若者たちを育んでいく仕組みが必要かと感じます。
それには、仕事をする意味と価値を深く考える力を育み、周りと協同して仕事を進めるというチーム学習を育み、未来のビジョンを描ける力を育むことを、職場内で、そして時には外部で学ぶ環境を創っていくことかと思います。
それが、会社という組織の大きな役割ですし、そんな志を持った団体を広めていきたいと思います。